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SAKU酒蔵アグリツーリズム推進協議会の2020年度インバウンド勉強会の講師を担当しました。

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  ©KURABITO STAY  こんにちは。FM BIRDのあさやけです。 以前二日間実施されましたSAKU酒蔵アグリツーリズム推進協議会のインバウンド(訪日)受け入れ勉強会 が、2020年度は長期間にかけて実施されることになり、この7回にかけての勉強会もFM BIRDのIBCが講師を担当させてていただきました。 前回の勉強会で佐久の皆様にお目にかかって以降、感染がますます拡大し、世界的なパンデミックという状況に陥りました。そのためインバウンドビジネスは急変、厳しい一年となりました。主な参加者の方々が中小の飲食店を経営する事業主でいらっしゃるので、勉強会の講師としてもすごく悩ましく、どんな方法で寄り添えばよいか、毎回頭を抱えました。 ですが、そのような 状況下でも参加者の皆様には勉強へ励んでいただきまして、 佐久地域を訪れる外国人のお客様へのおもてなしへの熱意を改めて感じられました。 前期の二日間の講義では、インバウンドコミュニケーションといえば 単に外国語でおもてなしすることではなく、国内外問わず、まずはコミュニケーションそのものの理解がインバウンド対応のベースになるということをお伝えしました。今まで「外国語をどうにかしないと!」と危機感を持たれていた参加者の方々からは、 ほっとされるような気づきがあったという反響がありました。 今回、7回の長期間の勉強会では、前期の講義から発展し、 接客においての多言語・異文化コミュニケーションとは何かを深堀りしました。さらにインバウンドビジネス従事者と外国のお客様の生の声もインタビューの形をとり、お届けいたしました。 さらに、まだインバウンドビジネスではあまり注目されていない災害対応について2回にわたりお届けしました。多様なバックグラウンドを持つ外国人とどうコミュニケーションすれば良いか、防災・減災の認識や、外国人との認識の違いなどをワークショップを添えてお届けしました。   ©KURABITO STAY  勉強会終了後には参加者の方々から、接客の基本、メニュー写真の重要さを再確認できた、外国人向けSNSを使ったPRの効果を学んだ、といったお声が寄せられました。 そしてもっとも反響が多かったのは災害に関する講義で、日本人と外国人がどれほど意識、 感覚の違いがあるか、そして災害時に外国人は弱者であるということを初めて知った